発電所火災で爆発、灼熱のイラクの大部分で停電
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発電所火災で爆発、灼熱のイラクの大部分で停電

Jun 02, 2023

イラク南部の都市バスラの発電所で火災が発生した後、夏の猛暑とシーア派の聖日アショーラの行事が行われていた土曜日の大部分で、イラク南部と中部の広い範囲で停電が発生した。

イラク電力省は声明で、バスラのアルブキル変電所の火災により南部と中部地域を結ぶ送電線が分離し、地域の電力システムが完全に停止したと発表した。 火災は偶発的だったという。

この停電は、燃料不足や大熱波中の電力需要の急増など、電力システムが他の課題に直面している中で発生した。 土曜日の気温は華氏116.6度に達した。

また土曜日には、北部で送電を担当する会社が、イラク西部ハディーサ市郊外の遠隔地にある北部送電線が妨害行為を受けていたと報告した。 声明によると、3つの塔が即席爆発装置で攻撃され、路線が使用不能になったという。

攻撃の責任者が誰であるかについては明らかにしていない。

声明によると、金曜日には安全上の問題のため、スタッフは当初損傷を修復できなかったという。 イスラム国細胞やその他の武装集団は辺境の砂漠地帯で活動している。 土曜日、作業員らは治安部隊の協力を得て現場にアクセスし、修復作業を開始した。

電力省は両方の事件を調査するための委員会の設置を命じた。

停電は他のサービスにドミノ効果をもたらし、バグダッド市はバスラ火災による停電が水道水供給の中断の原因であるとしている。 市は住民への影響を抑えるため、発電機を使って給水ポンプを稼働させようとしていると述べた。

今月初め、イラクはトータルエナジーと270億ドルの契約を締結し、多くの人がイラクの長年にわたる電力危機の解決、国際投資家誘致、隣国イランからのガス輸入への依存軽減につながることを期待している。